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変形性膝関節症

TKAで治療する

変形性膝関節症は重症患者の場合、手術による治療を行う必要があります。変形性膝関節症の手術法はいくつかありますが、膝関節が大きく傷ついている患者に用いられる手術が「TKA」です。

TKAは「Total Knee Arthroplasty(人口膝関節置換術)」の略称で、変形性膝関節症により大きく変形してしまった膝関節を金属やセラミックなどの素材で作られた人工関節と取り替える手術法です。

手術手順はまず膝を切開して関節部の変形してしまった軟骨や骨の表面部を人工関節がセットできるように削ってきれいな形にしていきます。

骨の状態によって人工関節を直接骨に接続するか骨セメントと呼ばれる骨を強化するための医療用セメントを骨に注入して接続するかを決定し、人工関節を接続します。

手術時間はおよそ1~2時間程度で行われ、術後6週間で杖を使っての歩行が可能になるそうです。痛みの元を完全に除去してしまうので痛みはすぐになくなり、膝もまっすぐになるので変形性膝関節症になった後なりやすいO脚やX脚も元に戻ります。

このようにTKAを行うと変形性膝関節症は治療することが出来ますが、もちろんデメリットも存在します。

膝関節の一部を丸々入れ替える大掛かりな手術のため身体に掛かる負担は大きく、無菌室を利用するなどの対策はもちろん行われていますが、感染症や血栓症といった合併症になる可能性はゼロではありません。

また、人工関節も本物と比べるとさすがに性能不足で、正座などの膝を深く曲げる動作は行えなくなる場合もあり、階段の上り下りといった動作も人工関節に負担が掛かるためあまり推奨されないなど日常生活に関する制約からは逃れることができません。

現在も人工関節の研究は続けられており、将来的にはもっと性能の良い人工関節が誕生するかもしれませんが、それはいつになるかは分かりません。

本当は手術をするよりも保存治療による自然治療が一番身体には優しいので、なるべく早い段階で病気を発見できるように身体に不調が出た時は直ぐに病院に行きましょう。